茶山駅(ちゃやまえき)は、福岡県福岡市城南区茶山一丁目にある福岡市地下鉄七隈線の駅。駅番号はN09。
駅のシンボルマークは空港線・箱崎線のシンボルマークをデザインした西島伊三雄が2001年に死去したため、それ以前に描かれていた原案を元に、息子で同じくグラフィックデザイナーの西島雅幸が完成させた。モチーフはかつて茶畑が広がっていた「茶山」に因んだ茶葉の新芽。駅識別カラーは DIC-2554(系統色名:青みの緑)で、薬院駅・六本松駅と共通。
橋本駅が管理し、日本通運福岡支店が駅業務を受託する業務委託駅である。
歴史
- 1999年(平成11年)7月8日 - 2000年(平成12年)3月3日:設計期間(実施設計者:甲山建築設計事務所)
- 2003年(平成15年)3月8日 - 2004年(平成16年)7月31日:施工期間(施工者:飛鳥・不動・九州総合 建設工事共同企業体)
- 2005年(平成17年)2月3日:開業。開業時から業務委託駅。
- 2019年(平成31年)4月1日:当駅の管理が天神南管区駅から橋本管区駅に移管される。
- 2023年(令和5年)7月15日:追い山対応のため、営業列車として初めて茶山発博多行き電車が運転される(午前3時47分発)。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地下駅。城南学園通り直下に位置する。金山側に引き込み線を有する。
- 各階の面積は、地上174平方メートル、地下1階2,974平方メートル、地下2階3,087平方メートル。
- 七隈線の中間地点にあるため管区駅の一つとされており、他の駅より事務室等が多い(駅長事務室、仮眠室、休憩室など)。
- 利用者の目に留まる箇所に用いられる「個性化壁」には、赤茶色の大理石(ロッソマニャボスキ、300mm×300mm×厚さ10mm)を使用している。
利用状況
2023年度の1日平均乗車人員は2,676人である。なお、七隈線開業から10年目(2014年)にして初めて2,000人を超えた。
開業以降の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。
駅周辺
西鉄バス城南体育館入口バス停が駅両出入口前にある。
1番出入口
- 福岡市立田島小学校
- 茶山カトリック幼稚園
- 福岡県自動車学校
- 友泉亭公園
- イオンスタイル笹丘
2番出入口
- 福岡市立城南体育館
- サニー茶山店
- 学校法人木村学園 茶山幼稚園
- 福岡市立別府小学校
- 福岡県立城南高等学校
- 福岡市立城南小学校
- 福岡市立城南中学校
隣の駅
- 福岡市交通局
- 七隈線
- 金山駅 (N08) - 茶山駅 (N09) - 別府駅 (N10)
脚注
参考文献
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 茶山駅 - 福岡市地下鉄




