相良 頼真(さがら よりざね)は、江戸時代前期の肥後国人吉藩の世嗣。官位は従五位下・宮内少輔。
略歴
3代藩主・相良頼喬の次男として誕生した。母は鷲尾隆量の娘・月仙院。
兄で嫡男だった頼泰が延宝5年(1677年)に早世したため、代わって嫡男となる。延宝6年(1678年)、4代将軍・徳川家綱に拝謁する。延宝8年(1680年)10月26日、徳川綱吉に拝謁する。
貞享3年(1686年)12月に従五位下、宮内少輔に叙任されるが、貞享5年(1688年)に家督を相続することなく18歳で早世した。
代わって、父の従弟にあたる頼福が養子に迎えられ跡を継いだ。
脚注
参考文献
- 堀田正敦 編「国立国会図書館デジタルコレクション 相良氏」『寛政重修諸家譜』。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2577501/92 国立国会図書館デジタルコレクション。



