ピンチカット(英:pinch cut)とは、タイヤ内部のカーカスコードが切れ、サイドウォールの一部が瘤のように盛り上がってくる現象のことである。

原因

タイヤが縁石に乗り上げるなどをしてサイドウォールに強い衝撃を受けると、外見に傷がなくてもタイヤ内部のカーカスコードが損傷することがある。特にハイスピード走行中に乗り上げると起こりやすい。過積載やタイヤの空気圧が低いなど、タイヤに負荷がかかる条件下でも起こりやすくなる。また、カーカスコードが損傷してから徐々に進行し、いつのまにかピンチカットが起きている場合もある。

走行上はあまり変化も無く、タイヤの空気も抜けないので気付かないことが多いが、この状態のまま走行を続けるとバーストする可能性があり非常に危険。修理は不可能で、速やかなタイヤ交換が必要である。

脚注


ピンチカット⁉️|伊勢志摩のブログ|伊勢志摩のページ みんカラ

タイヤのピンチカット 見つけたらどうする?!

「ピンチカット」と呼ばれる症状 村上タイヤ

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