北方陣屋(きたがたじんや)は岐阜県本巣郡北方町(美濃国本巣郡)にあった陣屋である。北方町指定史跡。戦国時代に存在した北方城の城跡の一部を使用しており、現在の大井神社の南一帯といわれている。
概要
1668年(寛文8年)、美濃国加納藩藩主松平光重の三男である戸田光直(戸田光賢)に分知された旗本5,000石の陣屋である。美濃国席田郡の8ヶ村(現在の本巣郡北方町、本巣市の一部)を所領していた。
北方陣屋は、1868年(明治元年)まで存続する。建物のうち、門は移築されており、浄土真宗本願寺派の本願寺岐阜別院をはじめ、数箇所が現存するという。
跡地は1955年(昭和30年)9月30日付で北方町指定史跡となっている。
所在地
- 岐阜県本巣郡北方町北方274
交通機関
岐阜バス北方円鏡寺線、岐阜高専線、北方穂積線、大野北高線「岐阜農林高前」バス停下車、徒歩5分。または大野真正北方線「北方一本松」バス停下車、徒歩5分。
- JR岐阜駅バスターミナル(岐阜駅北)7番のりば。または名鉄岐阜のりば(名鉄岐阜駅西)6番のりば
- 「大野バスセンター」「イオンタウン本巣(大縄場大橋経由)」行きで「北方一本松」バス停下車
- 「芝原6丁目」「岐阜高専」行きで「岐阜農林高前」バス停下車
- みずほターミナル(穂積駅南)
- 「モレラ岐阜」行きで「岐阜農林高前」バス停下車
脚注




