天真寺(てんしんじ)は、東京都港区にある臨済宗大徳寺派の寺院。
概要
1661年(寛文元年)、後に福岡藩第4代藩主となる黒田綱政の開基である。
当寺は数多くの寺宝を所蔵している。14世紀に製作されたとみられる「絹本著色十六羅漢像」は国の重要文化財に指定されている。他にも松江藩第7代藩主松平不昧ゆかりの品々が残されている。不昧が当寺9世住職の大巓宗碩に師事し、参禅していた縁による。
墓所
- 福岡藩主黒田家 - 黒田斉清
- 刈谷藩主土井家
- 旗本小出家
文化財
重要文化財
- 絹本著色十六羅漢像 16幅(1910年8月29日指定) - 東京国立博物館に寄託。
交通アクセス
- 広尾駅より徒歩8分。
脚注
参考文献
- 俵元昭 著『港区史跡散歩 (東京史跡ガイド3)』学生社、1992年
関連項目
- 松平不昧




