アレン・ロレンズ・ポロック(Allen Lorenz Pollock, 1987年12月5日 - )は、アメリカ合衆国コネチカット州トランド郡ヘブロン出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。現在は、フリーエージェント(FA)。愛称はポロ(Pollo)。
経歴
プロ入りとダイヤモンドバックス時代
2009年のMLBドラフト1巡目(全体17位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名され、プロ入り。
2011年はスプリングトレーニング中の守備でダイビングキャッチをした際に、右ひじを負傷。シーズン全休を余儀なくされた。オフの10月に開催されたグアダラハラパンアメリカン競技大会の野球アメリカ合衆国代表に選出された。
2012年4月18日にメジャーに昇格し、その日のうちにメジャーデビューを果たした。 28日には、フィラデルフィア・フィリーズ戦でジャスティン・アプトンの代打でメジャー初安打を記録した。
2014年3月3日にダイヤモンドバックスと1年契約に合意した。
2015年は157試合に出場し自身初の規定打席に到達すると、打率.315・20本塁打・76打点・39盗塁の好成績を残した。特に打率はリーグ5位、盗塁数は同4位、192安打は同年首位打者のタイトルを獲得したディー・ゴードンに次ぐ2位だった。
2016年はスプリングトレーニングの終盤に右ひじを骨折したことにより、シーズンの大半を棒に振った。
2017年は112試合に出場し、打率.266、本塁打14本、打点49を記録した。また8月17日に通算500安打を達成した。
2018年は113試合に出場し、打率.257、21本塁打、65打点を記録した。オフの10月29日にフリーエージェント(FA)となった。
ドジャース時代
2019年1月26日にロサンゼルス・ドジャースと4年総額5500万ドルの契約を結んだ。この年は4月30日に右肘の炎症のため負傷者リストに入り、7月中旬まで欠場した。最終的に86試合に出場し、打率.266、15本塁打、47打点という成績を残した。
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で60試合の短縮シーズンとなったが、うち55試合に出場し打率.276、16本塁打を記録した。また自身初めてとなるワールドシリーズ優勝を経験した。
2021年5月15日に左ハムストリングを負傷し、10日間の故障者リスト入りとなった。
ホワイトソックス時代
2022年4月1日にクレイグ・キンブレルとのトレードで、シカゴ・ホワイトソックスへ移籍した。オフにオプトアウトの権利を行使し、FAとなった。
マリナーズ時代
2023年1月12日にシアトル・マリナーズと700万ドルの単年契約を結んだ。オプションとして最大300万ドルの出来高が含まれる。マリナーズでは49試合に出場して、打率.173、5本塁打、15打点と結果を残すことはできなかった。
ジャイアンツ時代
2023年7月31日に現金または後日指名選手とのトレードでマーク・マシーアスとともにサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍した。ジャイアンツでは5試合に出場して6打数0安打2三振という結果に終わり、9月4日に自由契約となった。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2023年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
- 各年度の太字年はゴールドグラブ賞受賞
表彰
- ゴールドグラブ賞:1回(2015年)
記録
- MLBオールスターゲーム選出:1回(2015年)
背番号
- 11(2012年 - 2021年)
- 18(2022年)
- 8(2023年 - 2023年7月30日)
- 16(2023年7月31日 - 2023年9月5日)
代表歴
- 2011年パンアメリカン競技大会野球アメリカ合衆国代表
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 P
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- A.J. Pollock stats MiLB.com (英語)
- AJ Pollock (@ajpollock_) - Instagram




