Dubscribe(ダブスクライブ)は、日本の音楽プロデューサー、DJ。Dubstep(ダブステップ)の楽曲をリリースしている。
概要
日本のダブステップのアーティスト。主に激しいワブルベースを多用するブロステップスタイルのトラックを製作している。オリジナル楽曲の他、他のアーティストの楽曲のリミックスも手掛けている。日本のダブステップシーン黎明期から海外レーベルからのリリースを中心に活動しており、北米ダブステップシーンのExcisionのレーベルRottun Recordingsからのリリースや、コンピレーションへの楽曲提供、PendurumのメンバーKJ SAWKAへのリミックス提供を行う。
近年はアイドル楽曲に興味をもち、MIGMA SHELTERへのリミックスを手掛けている。
2020年にはアメリカで音楽フェス「Lost Lands」に出演した。
使用機材
- iMacユーザー
使用ソフト
- DAWソフト「Ableton Live」
- ウェーブテーブル・シンセサイザー「SERUM」や「MASSIVE」
人物・エピソード
- 東京を拠点に活動するDubstep Producer。
- 学生時代はロックバンドでギターをやっていたがバンドという形態に疲れ、ダンスミュージックを聴くようになり、「これなら1人でも作れる!」と考え制作をし始めた。趣味程度にテクノやアブストラクト・ヒップホップ、エレクトロなどを製作していたが、偶然聴いたダブステップに衝撃を受け製作をしはじめた。
- 影響をうけた音楽は、Ajapaiがプロデュースした曲である。
- 曲を作るときはコンセプトは特に考えず、「とにかく強い曲」「レーベルカラーに合った曲」「今の音を意識した曲」を意識している。
- 愛猫は「にゃんちゅう」という名前である。
- WACK所属のGANG PARADEのファンであり、推しメンはテラシマユウカである。GANG PARADEに曲を提供することが夢であると語っている。
経歴
2011年
- m-floの☆Taku Takahashi主宰 TCY recordingsが開催したリミックスコンテストで優勝し、優勝曲を同レーベルからリリース。
2012年
- 浜崎あゆみのMissingをオフィシャルリミックスしMissing(Dubscribe Remix)を手がけた。
2013年
- EP『Battle』 はBeatport/Dubstepチャートで最高8位、Drum&Bassチャートで最高7位、EP『Crowd Control』はDubstepチャートで最高10位となる。
2014年
- 3月にExcisionが主宰するRottun RecordingsからリリースされたEP『Brainstorm』とEP『Venom』をリリース。
- EP『Brainstorm』はBeatportのダブステップチャートで1位。
- Jager Meisters、Nish、NIRGILIS,などのアーティストにリミックスを提供し、"Nish - Dramatech(Dubscribe Remix)は、配信サイトTrack it downのDubstepチャートで最高4位となる。
2015年
- Downlinkのレーベル「Uplink Audio」からEP『Hyper Galaxy』をリリース。Beatportのダブステップチャートで3位にランクイン。
2016年
- アーケード用の音楽ゲーム「crossbeats REV. SUNRISE」に「Rise Up」という楽曲を提供。イベントにも出演。
- 「Trekkie Trax」からリリースした『Turn up』はSkrillex主宰のレーベル/プラットフォーム「NEST HQ」に掲載された。
- EDMメディア「EDM.com」からもシングル“Jupiter”をリリース。
- PendulumのメンバーKJ Sawkaにオフィシャルでリミックスを提供し、多数のDJにプレイされた。
2017年
- 国内のEDMフェスelectroxでMijaがLogue4とコラボした「Turn up」をプレイ。
- 3万人規模のフェスBass CyannonではExcisionが「Suicide Squad」をプレイ。
- 12th Planetがラジオ「Swamplex Radio」でAnswerdとコラボした曲をかけた。
2018年
- MIGMA SHELTERのリミックスMo'Strain (Dubscribe Remix)をリリース。
- レーベル「SMOG Records」から『Raw』をリリースしたり、Flux Pavillionのレーベル「Circus Records」よりFuntcaseによるコンピレーション収録で『Contraband』を発表。
- Excision主宰のダブステップフェス、Lost Lands 2018でオープニングセレモニーの1曲目にTrampaの“Rocket Fuel”をDubscribeがブートリミックスしたバージョンがプレイされた。
2019年
- レーベル「Savage Society Records」よりDefinitiveとのコラボ曲『Antivenom』をリリース。
- Borgoreのレーベル「Buygore Records」から新作EP『Carnage』をリリース。
- フランス出身のプロデューサー、Answerdとのコラボ曲『Sledgehammer』をリリース。
- 「Excision & Space Laces – 1 on 1 (Dubscribe Remix)」が、Lost Lands 2019 の公式コンピレーションアルバム「Lost Lands 2019 Compilation」に収録でリリース。
2020年
- MIGMA SHELTERのリミックスTOKYO SQUARE (Dubscribe Remix)をリリース。
- 「Head Crack」がBlack Tiger Sex Machineのコンピ・アルバム 「All I Want For Christmas Is Bass Vol. 5"」に収録でリリース。
- ExcisionのレーベルSubisidiaから「Excision & Downlink - Robo Kitty (Dubscribe Remix)」をリリース。
2021年
- ExcisionのレーベルSubisidiaから「Devastator」をリリース。
2022年
- 9月23日〜25日にアメリカ オハイオ州レジェンド・バレー開催された音楽フェス「Lost Lands」に出演した。
作品
脚注
外部リンク
- Dubscribe(@Dubscribe_ ) Twitter
- dubscribe_produkt SoundCloud




